座談会御書e講義(スマホ版)

2017年7月度「乙御前御消息」

「御文拝読」の音声 34秒

「講義」の音声 15分22秒
講師:前谷副教学部長

御文

乙御前御消息 御文

通解

いよいよ強盛な信心を、起こしていきなさい。氷は水からできるが、水よりも冷たい。青い色は、藍という草から生まれるが、重ねて染めれば、藍よりも色が鮮やかになる。同じ法華経ではあっても、信心を重ねていくならば、他人よりも生命の輝きが増し、利益もあらわれてくるのである。

語句

青き事は藍より…藍よりも色まさる(あおきことはあいより……あいよりもいろまさる)

藍はタデ科の植物で、古来、青色の染料として用いられている。藍からしぼった染料は、何度も重ねて染めることで、濃く鮮やかな青色を出すことができる。

利生(りしょう)

仏が衆生を利益すること。

参考

◎乙御前御消息
「軍には大将軍を魂とす大将軍をくしぬれば歩兵臆病なり」(御書1219ページ)
「心の固きに仮りて神の守り則ち強し」(御書1220ページ)

◎荀子 勧学篇第一
「青はこれを藍より取れども藍よりも青く、冰は水これを為せども水よりも寒たし」
(『荀子(上)』(岩波書店)9ページ)

◎随筆「我らの勝利の大道 97」
日蓮大聖人は、繰り返し門下に呼びかけられた。
「いよいよ強盛に大信力をいだし給へ」(御書1192ページ)
「いよいよ強盛の御志あるべし」(同1221ページ)
「いよいよ・はげ(励)まして法華経の功徳を得給うべし」(同1448ページ)
我らの勇猛心には、限りはない!
我らの行動にも、限界はない!
そう命に定め、広布の大理想を描いて前へ進めば、我らの勝利は無限に開かれるのだ。
(聖教新聞2013年2月27日付)

◎上野殿御返事
「あいよりもあをく・水よりもつめたき冰かな」(御書1554ページ)

◎随筆「我らの勝利の大道 80」
昭和四十五年(一九七〇年)の八月、学会への悪口罵詈が渦巻くなか、私は高等部の代表に語った。
「幾多の試練を受けようとも、私は令法久住の人材であり学会の後継者である諸君がいれば、最高に誇り高い人生であるし、幸福者であると思っています」(中略)
私は、若き「従藍而青」の弟子たちに申し上げた。
「この御文の原理の通り、君たちは、学会の後継者として、立派に私どもを乗り越え、大成長していっていただきたい。そして、不幸な人びとの最大の味方である創価学会の正法正義を広く世界に実証していってほしい」
(聖教新聞2012年8月22日付)

◎御書と青年 御書根本の常勝
関西の友と一緒に拝した「乙御前御消息」の一節には、「いよいよ強盛の御志あるべし」「同じ法華経にては・をはすれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり」(御書1221ページ)とあります。
「志をかさねる」——。戦いは粘りです。執念です。思うようにいかない時もある。しかし、少々のことで、へこたれない。勝つまで何度でも、粘り強く、辛抱強く、忍耐強く戦い続ける。
「関西魂」とは究極の「負けじ魂」です。この不撓不屈の信力・行力に、仏天も応えて動くのです。厳たる仏力・法力の加護があるのです。
(『御書と青年』116ページ)
(聖教新聞2010年5月27日付)

※「御文」「通解」「語句」は、大白蓮華の座談会拝読御書を参考にしております。

※「講義」の音声は、PCサイト版の「背景」「解説」「ポイント」を合わせた内容です。

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